「やってみないと分からない!天職に出会えた今。」ハッシャニアン・のこのこ

「やってみないと分からない!天職に出会えた今。」ハッシャニアン・のこのこ

ヤンキーインターンのメンターとして日々動き回っているのこのこ。
とても穏やかで優しいのこのこがなぜヤンキーインターンのメンターになったのか…根掘り葉掘り聞いてきました!

Q:やんちゃな学生時代と聞いたけど、いつから反抗期だったんですか?

中学の頃からすでに反抗期でしたね。
実は中学2年生の時に車に轢かれて1年くらい歩けなかった時期があったんです。
それでも学校は好きだったんで、車椅子で学校には行ってました!
だから学校に行かない反抗期みたいなのはなかったです。

–––事故!?

そうですね。中学までは部活で野球にも没頭して甲子園を目指していたんですけど、怪我で諦めるしかなくなって…事故がグレる引き金になったと思います。

–––そっか…悔しい思いから…。

それでも一応高校へは…と思って誰でも名前を書けば入学できるような高校に進学しました。
でも卒業の2ヶ月前に単位が足りなくなって退学する羽目になっちゃって…。

 

–––それは勿体無い…!

毎日遅刻してて、でも学校は好きだったから学校には行くんだけど、結局単位が足りなくなるっていう。
夏休みとかに補修を受けたりはしていたんですけどね。

Q:高校卒業2ヶ月前に退学後、何の仕事に就いたんですか?

親の知り合いの紹介で、道路の白線を引く仕事に就きました。
初めは楽しかったんですけど、白線を一生引いてるってやっぱり段々と飽きます…。

 

–––飽きてくると辛くなって…?

うーん、何が1番辛かったかって、たまたま大学の前の現場だったことがあって。
その時は普段は夜勤だったので、大学生とは会わないんです。ふと、僕は夜仕事してて、同じ歳の子達は昼間勉強して楽しい時間を過ごしてるんだなぁって思ったり。
たまたま夜勤が延びて朝8時頃までかかってしまったことがあったんですけど、イヤホンをしながら歩く大学生がたくさん通るんですよ。
白線を踏まないように誘導するんですけど、イヤホンしているから聞こえてないのか…白線を踏んでしまって、その時に「火傷した!」って怒鳴られて…。

 

–––火傷!?

あれ、200度くらいの温度になるんで、乾く前に踏むと火傷するんです。
夏場とかだと大学生たちはサンダルだから…。誘導しているのに無視して踏んで、大火傷して…それでもやっぱりこっちが悪いことになってしまう。
そこでもう、「やってられへん!!」って思いましたね。
そこから大学生が嫌いになって…ちょっと調子に乗ってる大学生がいたらすぐに喧嘩してました。

Q:本当は大学生になりたかったですか?

なりたかったですね。でもなれないっていう。
結局、白線の仕事は3年くらいで辞めました。ただ、その仕事をしている間に通信学校に通って、高卒の資格をとりました。
それで、ちょうど高卒の資格を取った時くらいに久世くん(ハッシャダイ 代表)に東京に誘われて、「行きます!」ゆーて。
その話をしていた時はお酒も入っていたんで、「行きます!行きます!」って感じだったんですけど、次の日朝起きたら、やっぱり行くのが面倒臭くなって…。

 

–––夜は行く気満々だったのに…(笑)起きたら怖くなっちゃったのかな?

いや、その時の環境から移動したくなくなっちゃったというか。
でも、その半年後に行きました!!ちょうど年が変わった2016年の1月に。
やっぱり心のどこかにはあったので、意を決して上京しました。

 

–––まだ、その時は今のように「ヤンキーインターン」って名前がつく前だよね?

そうです。その時に初めて営業というものをして、初めて人と喋る仕事をしました。
喋って仕事するのが得意じゃないと思ってたんですけど、やってみたら天職でしたね!
その時はまだ期間も今のように決まっていなくて、僕の場合は1年ヤンキーインターンを続けていました。
ちょうど1年経った時くらいに「社員にならないか?」と声をかけてもらったんです。

–––そうだよね!今もヤンキーインターンのメンターとして、ハッシャダイで小籠包さんと唯一2人、研修に同行してるもんね!

そうですね!やってみないと分からないものです。
でも社員になったら、みんなレベルが高くって…自分が場違いだと感じるようになりました。
社員とインターン生の距離は近いとはいえ、社員は社員で集まって会議をしたりしているから、やっぱり社員とインターン生は違うなと思いましたね。
インターン生の時は会議に出ることもなかったから会議資料も作らなかったし…作り方も分からなくて、「俺は無理や…」ってちょっとマイナスな方に気持ちが進んじゃったりもしましたけど、ひとつずつ覚えて今に至り、4年目になります。

Q:ヤンキーインターンのメンターって具体的にはどんなことをしているんですか?

学校の先生みたいな…ほんまにその子の人生に携われるポジションです。
考え方も生き方も。

 

–––教えるときに大切にしていることは?

僕も教えてもらった時代がありました。勝山(ハッシャニアン)に営業力を学んで、でも僕も若かった時は道を外したりしたんですけどその時に止めてくれたのが小林誠司(ハッシャニアン)。誠司くんには、人の扱い方とかマネジメント力を学びました。そして精神的に参った時にサポートしてくれるのがなおちんでした。みんなから教えてもらった融合で今の自分。
その3人の考えがミックスされているわけだから、1人でもメンターとしてやっていけているんだと思います。

 

–––大変なことは?

ゼロベースから教えるのってやっぱり大変ですね。
あとはその子達、ひとりひとりに合わせて教え方を変えていくことかな。

 

–––嬉しかったことは?

みんな卒業式の後に「○○さんのおかげでこんな風になれて…」と感謝の気持ちを話してくれるんですけど、それがほとんどの卒業生から言ってもらえることですね。
1番近い存在でずっと一緒にいるから、やっぱり感動しますね。

Q:今1番やりたいことは?

今、ヤンキーインターン生の平均約20人くらいなんですけど、常に60人くらいにしていきたいですね。
あとは今も会ってますけど、ヤンキーインターン卒業生たちと盛大に飲み会やりたいです!

Q:5年後10年後は何をしていたい?

うーん、動物園作りたいですね。動物好きなんです。
ひとりで動物園よく行くんです!

–––ひとりで?

はい、誰か一緒に来てくれるときは一緒にいきますけどね。
ずっと見てます。1番好きなのはライオン。
最近は上野動物園に行きますね。猿山とかは30分くらい見ていられます!

 

 

のこのこさん、ありがとうございます!!
天然キャラも混じりつつ、癒しの中に情熱がある、そんな人なんだなぁという印象。
やる時はやる!そんな男気溢れるのこのこ。こんなメンターならみんな安心して相談できてついていける、だから慕われる。
これからもさらにヤンキーインターンの更なる飛躍を期待しています!!

 

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