はじめまして、近藤です。
僕はハッシャダイの社員で、週に3回ジムに通い身体を鍛えています。
こんな見た目ではありますが、会社では主に広告やWeb周りの業務を担当しています。
みなさんが見たりするハッシャダイの広告やSNSでの投稿は、基本的に僕が行っていたりします。
毎日みなさんからの問い合わせが来るのが楽しみで楽しみで、1週間に来た問い合わせの数×100回のベンチプレスをあげるというのを習慣にしています。
つまりみなさんからの問い合わせが増えれば増えるほど、僕の身体は日本人離れしていくということになります。
さて、そんな話はさておき、今日は僕の自己紹介をしたいと思います。
僕は京都の山科という街で育ちました。実はハッシャダイの社員には、この街出身の者が多かったりするのですが僕もその一人です。
ヤンキーインターンには『もともとすごいクズでした!』と言って参加して来る人も多いのですが、
正直、
僕も負けてません。
成人式のこの写真からも感じ取っていただけるかと思います。
もしこれから話す僕のエピソードを読んで僕よりもクズだなと思った人はこちらからご連絡ください。
一緒に酒でも飲みながら肩を組み、涙しましょう。
僕は母子家庭の4人兄弟で育ちました。母親が定食屋をしていて、汗水垂らして家族のために働いてくれていました。複雑な家庭環境でもあったので、周りに対して”僕自身”の部分で優位に立ってやろうという思いが強く、高校からパチンコやバイクでの暴走に明け暮れていました。まずこの時点で意味不明ですよね。
とかなんとか言いながらも、高校を出て就職か進学を迷った際に、短大への進学を選びました。
地元の決まった道で行くと、土方や現場の仕事につくのが普通だったので、周りに負けないようにするには「大事な時にで頑張るしかねえな」というのは野生の本能的にわかっていました。
なので4年制の大学に行く少人数の友人と現場系に就職する友人達を横目に、名前を書けば入学できる短大への入学を決めました。
なんだか人生勝った気になりました。
僕の思い描いていた短大キャンパスライフは、そうちょうどこんな感じで、広い教室で授業をしっかり真面目に受けて、女の子と付き合って、バイトして…
というイメージでした。
しかし、現実は朝までバイトして学校で寝るという、短大でかかった200万を全てパーにしました!200万かけて固い机で寝るなんてやばくないですか?僕もそう思います。
このままだと就職した人たちに顔向けできない。。。
そう思った僕は、その時たまたまバイクの事故で手に入っていた50万円の保険金を全て予備校の入学金につぎ込み、ワイルドスピードの影響で漠然と海外に行って暮らしたいと思っていたことから関西外大への編入を目指しました。
絶対に
大学生に
なってやる。
友達たちには大声で、
「毎日勉強しんどいわ〜」
「華のキャンパスライフの日も近いわ〜」
と言っていたのもあり、恐らく僕のことをすごくリスペクトしてくれていたと思います。
優越感最高ですよね。
実際のところはというと、毎日予備校の自習室にいました。
自習室では主に睡眠をしていました。
50万円のお金を払って、予備校の自習室で寝る権利を得ていたのです!もはや半セレブです。
そして、いざ入学試験日。
試験開始10分で「あ、これ無理やな」と思いました。
こんだけ何もしていなかったのだから当たり前だ!と皆さん思うかもしれませんが、僕はそれでも悔しかったのです。
反省をしました。
なぜかというと、4年制大学に行った友人の存在があったからです。
大学に入った◯◯は学業と同時にビジネスを開始して、めっちゃ稼いでるらしいと聞きました。
この差は一体なんなんだ。
そこで思いつくのは学歴しかありませんでした。
あの時の思いよ、もう一度燃え上がれ。
絶対
大学に
行ってやる。
周りにも、もう一度宣言しました。
俺はこの一年間で人生を変えてやる、と。
周囲も僕のあまりの気迫に驚いていました。
母親も知り合いの京大生を紹介してくれて週に一回個別で指導してもらえることが決まりました。
この半年間、勉強代を稼ぐために朝は新聞配達。日中から夜までは勉強。
この浪人生の生活を全力で楽しんでやる!とそう誓いました。
そう、朝は新聞配達にいき
そして急いで
急いで
急い
そう、鉄拳をして。
だめだ!何をしてるんだ!俺は大学を目指すんだ!
明日から切り替えて頑張るぞ!
朝は新聞配達にいき
そして急いで
急いで
急い
鉄拳をして。
いや、違う!なんでなんだ!なぜ鉄拳をしてしまうんだ!気がついたらコマンドを打ってしまう!!
このままじゃダメだ。
明日から俺は生まれ変わるんだ!!
朝は新聞配達にいき
そして急いで
急いで
急い
鉄拳をして。
・
・
・
そうして1年が経ちました。
僕は受け入れました。
はあ、やりたくない現場仕事をするしかないか、と。
現場仕事が悪いわけじゃないけど、やりたくない仕事をするなんて俺の人生も終わったな。
そう、鉄拳をしながら思ってました。
そんな時に、親友で今も社員として一緒に働く藤川から連絡がありました。
「近藤?予備校頑張ってる?予備校頑張ってる近藤を誘うのもどうかと思うんやけど、今度営業会社で働くからしんやも一緒にどうかなと思って!急にごめん!」と。
僕は、藁をもすがる思いで「だ、大学はまた今度にするし、とりあえず話聞かせてや!」と言い、それが今ハッシャダイの社員として働くことができている、ビジネスの世界に足を踏み出す一歩目となりました。
営業会社での経験はおそらく大変だったと思いますが、当時僕の生活はクズ中のクズ。完全に終わっていたと思っていたので、どれだけしんどいこともしんどいと思わず全力で楽しめました。
結果、営業で培った数字の力と鉄拳で培ったデータ分析からヲタク気質が今広告分野で活きています。
本当に、あの時プライドを捨てて藤川の電話に出てよかったと心から思います。
さて、いかがでしたでしょうか?
こうして僕はなんとか
ゲーセンで鉄拳三昧の地方のフリーター(デブ)
↓
渋谷で働くWEB系サラリーマン(ムキムキ)
へと進化を遂げることができました。
やらん後悔よりやってする後悔の方がいい!
これはよく聞く言葉ですが、僕は本当に自分の好きなことばかりしていて、挑戦することからうまいこと逃げてばかりの生活でした。
そんな僕がひょんなきっかけからここまで変われたんやから、今地方でくすぶってるみんなとか、僕みたいな生活をもし今している人がいれば絶対今からでも遅くないから、東京に飛び込んできて欲しいと思います!
僕も今は鉄拳のコマンドより、パソコンのコマンドの方が多く覚えることができるようになりました。
今度は僕が鉄拳の中のキャラのようにムキムキ最強サラリーマンになってやろうと思います!