GWに台湾旅行〜海外旅行手当記・マーフィー〜

GWに台湾旅行〜海外旅行手当記・マーフィー〜

初めまして、西本ことマーフィーです。
ハッシャダイで、プロダクトマネージャーとしてプロダクト開発を担当しています。
トラベルインターン事業の顧客データとクライアントデータを管理するマネジメントシステムの開発、ディレクション、マネジメント、それに付随するエコシステムの開発、ディレクション、マネジメントなどを行なっています。

そんな私は今回、台湾の高雄へ旅行に行きました。
高雄は台湾の中でも南にある港町で、日本で例えると大阪や福岡のような都市です。
成田空港から高雄空港までは約3時間のフライトで、LCCも多く飛んでいます。

彼女の「台湾にどうしてもいきたい!」という要望から決まった今回の旅行先、台湾。
いくつかの台湾旅行系ブログを拝見し、台湾の中でも都会すぎない下町のノスタルジックな街並みが醍醐味の高雄に決定しました。
今年のGWは10連休に当たるため、早めに航空券とホテルを抑えたつもりでしたが、やはりどこの航空会社も例年より見積もりが高く…結果、少し時期を外すことで費用を抑えることができました!
ハッシャダイには、「海外旅行積立金制度」があり(現在は廃止)、旅費は積立金を利用して、しばしの休養を満喫してきましたのでその様子を「鎮静」と「親愛」の2つのテーマで書きたいと思います。

鎮静の主語は脳や心にあたります。
事業に24時間熱狂し続ける自分の気持ちの波を乗りこなし、効率や優先順位、方程式や条件制御、論理的問題解決という思考を利用し、アウトプットやプロダクトナビゲーションをしていく過程で、この旅を区切りに一旦落ち着かせる必要を感じたからです。

親愛は、最愛なる彼女に寄り添い旅を満喫しました系、低カロリーな内容です。
サクサクッとライトに読みたい方は低カロリーをおすすめします。笑

では鎮静セクションは…
・言語の力
・暑くて短パンの初心
・チップ、与えることで与えられる
・計算が全てではない、ただしスピリチュアルも全てではない。
の4本です。

それではお付き合いください。

「言語の力」

言わずもがな、高雄で日本語はほとんど通じない。飲食店でもマッサージ屋でもタクシーでも、ノンバーバルなコミュニケーションによって成り立つことが多い。
まさに未知の連続だったが、意外にもフラストレーションの連続とはならなかった。これはひとえに、言語が通じないゆえに、相手のことがわからなさすぎる。ということに尽きる気がする。
そしてこの関係性にはサービスの需要と供給が発生しているので、目的を達成しているという点も大きい。ただし、その場所には共感で交わる瞬間が一切存在しない。
フラストレーションと共感は背反の関係であることが証明できるのではないだろうか。
この旅で、これからの人生でフラストレーションパラメーターが作動した時には、その指数を共感に変換できる術を確立したいと思うことができた。

「暑くて短パンの初心」

高雄の気候は高く、街の人も短パンTシャツのラフスタイルの人が多く、プログラミングを始めたセブ島でのことを思い出せた。
日本の田舎でなくこの地でしか感じられない、繁華街や企業地帯の真逆の風景は、反骨精神や野心といった人間味を想像させる。
その空気感で飲むビールはこの上なく美味く、またここから未来を作って行くんだと、再度マインドセットさせてくれた。

「チップ。与えることで与えられる」


今回の旅では、タクシーの運賃はだいたい90元に収まるケースが多かった。
いくつかの台湾旅行のブログにてチップの文化はないと記載があったのだが、実験的に運転手の方に100元渡すことにしてみた。
すると…ぶっきら棒のおじさんや運転中一切会話のなかった、全ての運転手さん達が、満面の笑みで「シェイシェイ!タノシンデネ!」と送り出してくれた。
そのワンシーンは、荒い運転で下降気味になった彼女の気持ちを少しは支えることができたかもしれないし、僕自身その笑顔を見ていたら、なぜか嬉しい気持ちになった。
与えることで与えらえる。好きな言葉の一つだ。

「計算が全てではない、ただしスピリチュアルも全てではない」

電車に乗ってチョコレートのお店を目指し、少し北にある台南という地域にも行ってみた。
チョコレート店のオーナーは英語で色々と台南の話をしてくれて、この地は「愛・仕事・健康・成功」など、とてもスピリチュアルな場所なんだよと教えてくれた。
成功者らしいこのオーナーは、身なりも良く忙しそうで、チョコレート店以外にも隣接する宿泊所の経営も行っている。(と思う)
また、チョコレートケーキもご馳走になった。(ありがとうございます)
ケーキをいただきながらふと、なぜマップにも表示されなく路地裏に面したこの場所を店舗として選んだのだろう?と考えた。

チョコレートの単価は高く、台湾に数多くあるセブンイレブン10件ほど見て回っても日本のようにチョコレートコーナーはないことから、スナック菓子ほど市民権は持っていなさそうだ。(ホテルや百貨店などへの出品による複数チャネルは今回妄想から除いている)
宿泊所がメインストリームだとして、もし観光客目当ての雑誌やブログ記事による集客を見込めなかったらどうしていたのだろう?はじめからスピリチュアルによる成功を信じれただろうか?
しかし、成功した今ではそれがブランディングの一助になっており、ただのチョコレート屋さんではないことからいろんな形のビジネスチャンスが生まれるかもしれない。
メイントピックは、集客のメインが僕らのような外国の人間であれば、それを読めていたかどうか。
現地の作物を使っていいものを作って、スピチュアルな場所に店を構えた後、計算には入っていなかった外部要因が合わさって今の形があるののだとしたら、計算とは必ず必要なものということではなく、当事者には想像できない偶然による成功もこの世にいくつも存在するかもしれない。
そしてスプリチュアルも、観光雑誌のように誰かの欲求を満たさなければ、その先の顧客による陽の目を浴びることもない。

総括すると、両方大事。どちらかをないがしろにしたり、どちらかが絶対ではないんだな。改めて。
と思っていたら食べ終えたので、彼女の美味しかったねという一言で「また来れたらいいね」と返事をした。

では次に親愛がテーマを付けたが書いてみたらただの旅行日記だったもの、いきます。(写真多め)

1日目、成田空港から高雄空港へ向かう。途中でナリタニストの広告なんかいいなーと思った。

成田の国際線ゲートには、リムとラムが!

高雄に到着後は、予約していたWi-Fiを受け取り日本円を台湾ドルに変換。
送迎のおっちゃんに迎えられホテルに向かう。

もう夜だったので、テレビを見たり、近くのセブイレやり周りの風景を散歩で堪能して1日目は終了。

2日目は10時くらいに外へ。
朝食を食べて、左脚右脚というマッサージ屋さんに向かう。
足湯からの全身マッサージ。めっちゃいい!爆睡!快適!
日本と比べてお手頃なので台湾旅行プランにおすすめです!

お昼ご飯を食べに小籠包のお店へ。
他の組みの観光客が盛り上が理すぎていて騒がしく、そしてあんまり美味しくなかった…。残念!

そして横浜の赤レンガ倉庫的なところへ。

台湾初タピオカ!

一度ホテルに帰ってジムで汗流してから…晩御飯は鍋!軽井沢という火鍋屋的なお店ですき焼き風!美味い!

英語できる優秀そうな男の子が1人だけいて、この子はなぜここでバイトを?大学生かな?何学部なんやろ?みたいな感じで人間観察止まらん!イケメン!
2日目終了。

3日目はホテルの飲食で朝食。あいにくの雨。
しかしこっちとしては絶好のチャンス!競合の観光客少なくなって待ち時間とか減りそう!
電車で台南へ。日本より機能ええやんけ。。。。

そのブタのキャラなに?流行ってんの!?

レトロな百貨店でお土産を買う。
この荷物係りである!幸せ!もっと持たせて!

小腹が減ったので麺を食す。美味い!

2杯目のタピオカ!タピオカ漢字で珍珠!

お次は路地裏のチョコレート店!いと趣ありけり!

ホテルに戻って運動!部屋に戻ってチョコ!It’s リバウンド!

さらば高雄!
そのクマなに!?流行ってんの!?

ここまで読んでくれてありがとう!
この顔を見てくれ!どうだろう?え、疲れていそう?
バカ言っちゃいけねえ。
この、親愛なる彼女へ最後まで寄り添えた男、実に幸せそうな表情してやがる。

完。

Written by Murphy