「常に”今死んでもいい”状態でいたい」ハッシャニアン・小籠包

「常に”今死んでもいい”状態でいたい」ハッシャニアン・小籠包

ハッシャダイ、ヤンキーインターンビジネスコースのメンターとして活躍する小籠包さんに直撃っ!!
ハッシャニアンは圧倒的に関西人が多いのですが、その中でも一際テンポの良い関西弁で、面白いのが彼なのです。
パッと見、お調子者のイメージを持ちますが、実はものすごく芯が通った真っ直ぐな熱い男!
そのギャップに触れつつ、小籠包さんの”人生”についてインタビューしてきました!

Q:高校卒業後、どのような経緯でハッシャダイに?

高校卒業してからは、友達の紹介でバイトを転々と…。中でも長かったのは1年半くらい働いたパチンコ屋ですね。でも、結果的に学んだことが、パチンコの玉の入った箱を6箱持てるようになったっていう。おもんなっ!!みたいな。
それからは女と車とお酒…みたいな定番のこの3つを。

−−−定番3種類…(笑)

定番3種類を網羅して。(笑)でもやっぱり身固めよかなと思って、友達みたら運送会社で働いてたんでそこに入って仕事するようになったんですけど、これが現場仕事よりしんどかった。
時間に追われる、飯食う時間ない、重たい荷物を運びながら飯食う…みたいな。

 

−−−それはハードですね…。

そう、それでそこでバチってしまって。居留守使われたりして。
その中でも1番キツかったのが、お客さんがネットで頼んだコンビニ商品を運ぶっていう仕事があったんですけど…なんで俺がこんなことせなあかん!?って思って、もう無理や!!無理すぎる!!って、それでその仕事も辞めましたね。
石山(ハッシャニアン)が幼馴染なんですけど、その時ちょうど、あいつが東京へ行ってハッシャダイに入ってめっちゃ変わってる様子を見てて俺も行ったろうかな!!って。
勝山(ハッシャニアン)も元々地元の後輩で、ハッシャダイで変わった姿を見て、なら俺も!!って感じっすね。

 

−−−ちなみに小籠包さんはやんちゃ時代、警察24時に出演なさったとか?(笑)

あぁ…。(笑)
友達に熱いタイプやったんで、友達がやられたらやったる!!みたいな。義理人情です!!

最初はヤンキーインターンの参加者としてハッシャダイに?

そうですね、元々はヤンキーインターンのビジネスコースのインターン生としていてました。

写真左:小籠包・写真右:池本

−−−その後、ハッシャダイの社員になった経緯は?

それこそ…当時、インターン生1人1人の、自分はこれだけどうしようもなかったとかそういう話を聞いたりしても、自分以上に頑張ってきたやつっておらんのちゃうかなって思ってたんです。
それにビジネスコースの実施研修で成績が良かったのもあって、インターン生になってすぐ「みんなのこと見たってね!」みたいに言われてなんとなくリーダー的なポジションにいたんですよね。
最初は自分の成績ばかり気になっていたけど、時が経つにつれてもちろん後輩も入ってくるじゃないっすか。段々と見てるうちにその子たちが成長していく姿、自分よりも不器用でアホでどうしようもないやつらが、俺が「これやれよ!」って言って素直に行動して感謝してくれることに、「あぁ、自分も必要とされる人間になれたんやな」って思った時に、1つのちっちゃい夢が叶ったって思いました。
それをずっと大切にしていきたいなって。
ハッシャダイで必要とされる人間でありたいし、引き上げられる人間でありたいなと、そう思ってハッシャダイに入りました。

−−−インターン生時代とハッシャニアンである現在、立場が変わったことで変化はありましたか?

その時の想いは全然変わってへんけど、ただ、ハッシャニアンになってからは新しい環境を作ってあげれるような立場になったってことっすかね。
どうしてもインターン生のままでは、新しいカリキュラムだったり、何か改善したいことであったりを動かす力はないから。
インターン生時代に「もっとこうだったらいいのに」って思ったことも多いので、そういう実体験を踏まえた上でもっともっと良くしていきたいと思います。

 

−−−実際に小籠包さんがインターン生だったからこそ見える部分も多いはずですもんね!

そうですね。
ただ実施研修するだけじゃなくて、例えば本を読む時間だったり、しっかりアウトプットする時間だったりを設けてあげることによって、もっと挑戦的になってもらいたいし、インプットの情報量を増やして、社会に出た時に俺以上になれるようにって。

ヤンキーインターンのメンターとして教える時に大切にしていることは?

根拠のない自信!!
それだけで充分です!!

 

−−−根拠のない自信!!(笑)

良く言う、赤ちゃんとか小っちゃいうちってできることしか考えないじゃないですか。できひん理由ってないじゃないですか。
だからそのできひん理由を考えずに、まずはできることだけ!!
その根拠のない自信!!

−−−確かに。とても大切だけど今の若者に欠けている1番大きな部分かもしれませんね。

あとは当たり前のことを誰よりもやる。誰でもできるようなことを誰よりもやったからこそ結果ってついてくると思うんで。
行動でいうと、インターン生時代の実施研修で普通は1日、100件とか200件なんですけど俺は500件とか600件とか。
たくさんやれば、いっぱい失敗するじゃないですか。そしたら課題たくさん見つかるじゃないですか。それを楽しんでましたね。

 

−−−すごい!!ストイック!!
人と対面することを楽しんでました。
時には怒られることもありましたけど、それすら楽しんでた。(笑)

 

−−−小籠包さんの話を聞いてたら本当に楽しそう。(笑)怒られるって怖くないんですか?

全然怖くないっす!!
なんでかって言ったら過去のアレがありすぎて…全然怖くないんすよね。(笑)

小籠包さんを見てると人間力の高さをすごく感じますが、日々どんなマインドを大切にしていますか?

自分の目的とか目標の方が大切やったら、そこで変なプライド貶されても無駄なプライドすら捨てられる。
前までは小っちゃいプライドがめっちゃ大切やったけど、それって目的とか目標がなかったから、今自分が見てるものだけを大切にするみたいな。
目合ってガン飛ばされたらすぐに「おい!」って言いにいっちゃうとか、そんなこともあったんですけど。(笑)
そこに注力するよりも、もっと大切なものとか…それこそドラマチックに言ったら”守るべきモノがある”みたいな!!(笑)

−−−かっこいい!!(笑)真の男ですね!!

いつも元気で面白い印象の反面ミステリアスな部分もある気がするんですが…ONとかOFFの切り替えは?

それはもうしゃあないっす。AB型なんで!!
ONとかOFFとかないっすよ。これが素です!!

休みの日の過ごし方は?

お酒飲んでる、温泉行く、終わり!!
温泉行くかサウナ行くか。飲みに行くんはヤンキーインターンの卒業生に誘われて飲み行ったりとか。

 

−−−インターン卒業生と飲みに行くんですね!

悩んでる子とかいるんで、プライベートもありつつも…いや、でもプライベートも仕事もあんま関係ないっすけどね!

 

−−−久世代表が言う「仕事もプライベートにしてほしい」との言葉を体現してますね!!

出来てますね!!
人って感情あるじゃないですか。人に興味がめっちゃあるんです。
カフェでコーヒー飲みながらの人間観察ですらバリおもろいっすからね!

日本人って人前で話したりするの苦手なタイプが多いですけど、小籠包さんはいつも面白くてとても上手!その度胸はどこから?

ただ単にネジが飛んでるだけっす。(真顔)

1回言ってみたら楽しいことって多いじゃないですか。
喋ってみーひんかったら分からへんからこそ、そのために口があるし。
人間じゃないとできないことって一体何なんだろうって思った時に、挑戦することだなと思って。
喋ることとか、寝ることとか、そういうめっちゃ小っちゃい挑戦も含めて。

 

−−−毎日小さな成功体験を積み重ねているからなのか、すごく楽しそうだなって思います!

人といる時が大好きなんです。ひとりで暮らせないんすよ。今も友達と住んでますし。その子も元々はヤンキーインターンの卒業生なんですけど。
その日あったことを話したり、一緒にドラマ見たり。

5年後や10年後、どんな自分になっていたいですか?

常に”今死んでもいい”みたいな状態でおりたいんで、あんまりそういうの考えてきたことないんですけど、強いていうなら地元が関西なのでハッシャダイ大阪支部を作ってそこで働く!!
これ、5年後で!いや2年後かな?あ、1年後で!!(笑)

 

−−−だんだん期間が短くなってく。(笑)でも”今死んでもいい”みたいな気持ちで…なんですもんね!

そうそうそう!!それがいいっす!

 

−−−関東人の私からしてみたら関西人の小籠包さんがもう面白すぎてやばいです!(笑)

うちの親がめっちゃ真剣な話するんすよ。「こういうことちゃんとしーや!」とか「○○せなアカンで!」とか。「こうでこうでこうやし、そもそもこうやから!」って言って、オカンが絶対最後に言うんが「知らんけどな。」って。「なんやねん!それ!知らんのかい!」みたいな。「知らんのかいっ!!」って。「何それ!?」みたいな。

−−−いや、もう本当面白すぎて動画でお届けしたい…。(笑)

これだけで関西の人は話を完結できるっていうのもあるんすけど…。
「言うてやろ?」って言葉で「それ、思ってるよりもそんなにやろ?」みたいな意味で。
例えば「このお茶バリうまない?」っていうのに対して「言うてやろ?」って。で更に「言うてやろって言うても言うてやろ?」みたいな。(笑)

 

−−−関西弁ってテンポ良いですよね。

関西人ってバカにしてる反面リスペクトから入ってる、リスペクトから入った反面バカにしてるみたいな。(笑)
バカにしてても愛がある、みたいなね。

 

 

明るくて、ポジティブ、どんな時も笑顔で、常に向上心を持っている、そんな小籠包さんのリアルな声を届けられたかなと思います。
面白いのはもうデフォルト!ただ面白いだけではなく、きちんと芯が通っている”真の男”だからこそ、彼の全ての言動には理由や意味がありました!
これからもヤンキーインターンを引っ張っていくメンターとして活躍に期待大です。
挑戦してみようかなと悩んでいる若者たちも、小籠包さんのようなメンターがいるなら…と心強いはずです!

 

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