「HASSYADAI CAFE」店長・ワイルド三浦 × 16歳店員・たかーぎが目指す”カフェから始まるコミュニティ”とは

「HASSYADAI CAFE」店長・ワイルド三浦 × 16歳店員・たかーぎが目指す”カフェから始まるコミュニティ”とは
左:16歳店員 たかーぎ・右:店長 ワイルド三浦

ハッシャダイ本社 原宿オフィスの1階と中2階にある「HASSYADAI CAFE」。
18〜24歳までの若者限定でドリンクを無料提供(※1杯目のみ)、無料wifiや充電器・電源も完備されているコワーキングカフェスペースです。
2018年9月にオープンしてから、約5ヶ月。
SNSや口コミにより、段々と「HASSYADAI CAFE」が若者たちに認知されてきました!
そしてそれに伴い、カフェでは様々なイベントを開催。若者の集いの場となっています。

若者同士の輪、大人の輪を広げる”カフェから始まる様々なコミュニティ”を語る

「HASSYADAI CAFE」の店長としてカフェを充実させるために様々なイベントを企画しているワイルド三浦。
そしてワイルド三浦と共に、ティーンの視点からイベントを充実させている16歳店員のたかーぎ。
今回はカフェを運営している2人が目指す、”カフェから始まるコミュニティ”について語ってもらいました。

 

−−−最近はイベントの開催も多くなりましたね。イベントを開催する上で気をつけていることはありますか?

ワイルド三浦:「HASSADAI  CAFE」は通の女子高生だったり、バリバリ働いているエンジニアの子だったり、色んな価値観を持った子たちが色んな理由で訪れる場所なんです。そういう子達に対して人生にプラスになるようなイベントにしていきたいなというのは常に考えていますね。
「”よそもの”で”ばかもの”な”わかもの”」が全国から集まる場所(カフェ)にしたい。そしてそういう若者を応援したいと言ってくださる大人の方にも来ていただきたい。
なので、そんな若者たちを応援できるイベントだったり、その想いをハッシャダイと一緒に世の中に発信していってくれる人たちと仕掛けられるイベントにしたいという気持ちは常にあります。

たかーぎ:「キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」という『計画的偶発性理論』を参考に、私は知ってるけど〇〇は知らない。という関係の人間を多く集めて、みんなのキャリアを良いものにしていくためのきっかけづくりを意識しています。やっぱこいつら仲良くなるやん!みたいなのは面白いですね。
お互い認知はしているけど会ったことが無い、みたいな若者同士を”イベント”を開催することで出会わせる。イベントを開催することが目的なのではなく、イベントの先にあるものを大切に考えています。

カフェに来てくれた子が書いてくれたチョークアート

−−−”カフェから始まるコミュニティ”は、ハッシャダイにどんな意味をもたらすのでしょうか?

ワイルド三浦:カフェがある意味として、より多くの人たちにハッシャダイの世界観やハッシャダイが持っている価値観をより多くの人たちに知ってもらいたいなというところです。なので、カフェを通してハッシャダイのことを知ってもらう、そして好きになってもらう、さらにはハッシャダイという存在を広めてくれたり、もしくは自らがハッシャダイの中に入りたい、ヤンキーインターン、またはトラベルインターンに参加したい、ハッシャニアンになりたいという子達が出てきてくれたらと思っています。

たかーぎ:いつもの生活では出会えない人たちと出会えることかな?僕みたいに通信制の高校生や同じルーティンで生活している人も多く、人間関係が狭くなりがちだから。Twitterで知り合った方と朝から「HASSADAI CAFE」で読書会をしたりとか「仕事以外でも”カフェだから”」という理由で色々と世界が広がっています。

2018年クリスマスパーティーにて

−−−「HASSYADAI CAFE」だからこその魅力は?

ワイルド三浦:一般的にはドリンクが無料だったり、コワーキングスペースとしての魅力だと思われがちだと思うんですけど、僕が思う「HASSADAI CAFE」の魅力というのは”カフェにいる人たち”です。
客観的に見てもハッシャダイで働いている人ってすごく魅力的だと思いますし、逆にそこに集まってくる人たちもみんな魅力的。なのでカフェの魅力は人として素敵な人に出会える場所だと思います。
ハッシャニアンとも繋がれる場所になっています。

たかーぎ:普通カフェに行くのはドリンクや休憩が目的ですけど、「HASSYADAI  CAFE」に来る理由は「ドリンクが目的じゃない」っていうのが大きいと思いますね。「店員さんがめっちゃ喋りかけてくる」ってのは普通ないじゃないですか。(笑)あとは私自身が高校生である、っていうことも理由の1つとしてあると思っています。

「HASSYADAI CAFE MEET UP」イベントの様子

−−−1人だと入りづらいですか?

ワイルド三浦:1人でもガンガン入って来てほしいですね。こっちからガンガン話しかけるんで!(笑)

たかーぎ:来てくれるのは常連さんであったり、友人であったりが多いですが、最初はみんな顔見知りですらもなかった。「HASSYADAI  CAFE」で出来たコミュニティなんです。そのコミュニティをマンネリ化させないためにイベントを開催しています。何もない時よりもイベントの方が足を運んでくれるきっかけになりやすいかなと。

 

−−−「HASSYADAI CAFE」は若者にとってどんな場所になっているでしょうか?また、それを実感した出来事はありますか?

ワイルド三浦:家・学校、そしてもうひとつのコミュニティとして常に開かれている場所でありたいなと思っています。
最近だと、フラッとたまたま入ってきてくれた女の子がいて、その子がちょうど進路を悩むタイミングだったんです。親や先生に相談しても、あまりしっくり来ないとのことで僕に相談してくれたんです。
自分自身の進路の選び方や人生の方向性が見えてきたと言ってくれて、それはとても嬉しかったですね。その子はその後もカフェの常連さんになってくれています。

たかーぎ:気軽に帰れる家みたいな感じじゃないでしょうか。意識が高すぎるという感じでもなくて、みんなで喋ったり、ゲームしたり、個人で作業している子もいますし、気軽なイメージです。「近くに来たから寄ってみた!」みたいな感じで来てくれる子も多くて、「うれしー!!!」ってなります。カジュアルに人生相談が出来る空間なので、本当の意味での「発射台」になっていってほしいですね。

ジャグアタトゥーイベントの様子

−−−2019年のカフェイベントはどのようなものを予定していますか?またどこでイベントの予定はチェックできますか?

ワイルド三浦:多様なイベントを考えています。新しいことを学べるワークショップや、先生同士の交流会、高校生主催のイベント、若者のためにアクションを起こしているNPOの方々がイベント会場として使ってくれる予定もあります。

たかーぎ:公式インスタグラム公式ツイッターの他に、イベントカレンダーを最近作りました!皆さん、チェックしてくださいね!

2018年クリスマスパーティーにて

−−−ちなみに、ハッシャダカフェっていくらで使用できるんですか…?

ワイルド三浦:基本的に無料でやらせてもらってます。今の所は!(笑)
イベント開催したいけど、場所に困っている!みたいな若い子たちってたくさんいると思うんです。
僕もそうだったんですけど。若者向けのイベントだから、あまり参加費は取りたくないし、かと言って参加費なかったら運営側が赤字になるし、みたいな葛藤があると思うんですね。
本当にひとつのイベントがきっかけで人生が大きく変わることがあると思うんです。
でも、そういった経済的な理由でその機会がなくなることがよくあると思っているので、だからこそ僕たちは熱い想いを持った若者には無料で貸し出させてもらっています。

あとは、若者ではない、いわゆるオトナの方でも、「もっとハッシャダイのことを知ってもらいたい」といった理由でハッシャダイカフェを選んでくださる方もたくさんおられるので、そういう方にも現状は無料で、貸し出させてもらってます。

HASSYADAI CAFE 店舗概要

所在地:東京都渋谷区神宮前3-21-8 TS原宿第2ビル
電話番号:03-5468-0850
営業時間:11:00~18:00 日・月曜日定休
席数:64席(1F+中2F)
備考:入店時に年齢確認あり。24歳以下。身分証明書※をお持ちください。※1学生証、2健康保険証